ジブンだけのカスタマイズシューズが作れるmiadidasを試してみた。年明けにどうしても試したくなって、新年最初のお買い物に「adidas パフォーマンスセンター 渋谷」へ行き、ジブンだけのカスタマイズシューズを作ることができる「miadidas」を試してきました。
結論超良いサービス。コスパ観点から見ても満足度が高いので、ぜひお試しを(adidasの回し者ではありません)。
miadidasについては、上記の公式サイトにもあんまり情報がなくて、(愛をこめて)もうちょいガンバレ!ってな感じですが、miadidasでできることは下記。
- 基本となる型を決める(僕の場合は「adizero Japan」モデルに決定)
- 足の正確なサイズ、足型の測定(専用機械で両足測定します)
- それに基づいてプロトタイプのシューズを履いて最適なサイズ、型を選択
- 大画面にて靴の配色、デザインを決定(これがこだわると、けっこう時間掛かります)
上記のステップを約1時間くらいかけて行い、前金でお金を払うと約4週間ほどで自宅に届くor取りに行く形でジブンだけどのシューズが手に入ります。ガチカスタマイズなアシックスやミズノ、ライトなNIKEiDのちょうど中間の位置づけ(サービス内容的にも、金額的にも)のサービスかなぁ、という印象です。以下、当日のステップ。
1. 設備のある店舗へ行く。
カシオG-ショックG- 7100d -1V
miadidasが作れる場所は非常に限られています。コチラの店舗一覧にある、8店舗(実質7店舗?)。都内で言うと、渋谷・原宿・新宿、の3箇所ですので事前に調べた上で店舗へ足を運んでください。
僕の場合はオフィスが渋谷にありますので、仕事終わりにサクッと歩いて行ってきました。店舗に入り、2階に上がると、フロア奥に左のようなコーナーがあります。
予約待ちの可能性もあるので、事前に電話などを入れておくか、店舗に訪れて予約をしておくと良いでしょう。運が良ければ(時間が空いていれば)そのまま作れるかもしれません。
また店舗には様々なカスタムデザインが飾ってありますので、サンプルを多数見てイメージをふくらませておくと後々便利です。
※シューズのカタログを持参すると、後々カラーリングする時に役立ちます。
渋谷店の場合、専属のスタッフらしき人がいますので、その方に声をかければOKです。
ちなみに渋谷店舗にはKONISHIKIさんのシューズが飾ってあります。ウォーキングに向いたトレーニングモデルのadiSN Sequence(アディエス・エヌ シークエンス)で右35.5cm、左34.5cm、と驚異的なサイズです。
2. 測定する。
予約の時間になりましたら、miadidasのブースに行き、まずはこのような申込用紙を記入します。店員さんと会話しながらサクサク書いてしまいましょう。
壁取付必要がないことを棚に拡張可能
記入が終わると、実計測に入ります。
下記のような計測器に片足ずつ足を突っ込み、足の形・サイズを正確に計測します。これはなかなか今までない体験です。
特に右の画像のよにジブンの足の形が映し出されるのですが、思わず「おお〜」と歓声。実際、僕の場合は右足のほうが約1cm程度大きく、左右共通サイズの靴を履くとどうしてもツメ先が痛くなったのですが、これで原因がわかりました。
正確なサイズと形が判明したら、それにあったシューズの形を確かめるべく、左のような無機質なテスト用シューズで履き心地を確かめます。この時、実際の足のサイズよりも1センチ弱大きめのサイズを選ぶのがポイント。
僕の場合、左が26.0センチ、右が27.0だったので左足27センチ、右足27.5センチで着地しました。また縦サイズだけでなく横のフィッティングも大事。僕はワイドを選択しましたがココもこだわりポイント。
このフィッティングが命なので、日本人的な遠慮は出さずにガシガシ履き心地を確かめましょう。
ちなみに、adidas渋谷店の場合は軽く走ったりジャンプしたりしてもOKでした、わがまま聞いてくれてありがとうございます。
ここまでである程度、シューズの機能的スペックはFIXしますので、次はお待ちかねのデザインに入っていきます。
3. デザインを決める
誰がウェリントンブーツを発明
正直これが最も時間を取られますが、もっとも楽しいステップです。
ポイントを書いておくと、
-
妥協しない:日本人的な感覚で言うと、時間が立つに連れ「もう迷惑かな」と思ってしまい不満足な着地になる、ということがあり得る。こだわりましょう。
- 見本を見せてもらう:カタログや実物のデザインを見せてもらいましょう。僕は迷惑も顧みず右のように複数のカスタムシューズを見せてもらいました。
特に2は重要で、カラーコーディネーターやウェブデザイナーなど、普段配色に携わっている人ならまだしも、いきなり素人がカラーリングをやれ!と言われても全くうまく行きません。ここはプロが作った見本をいくつも見せてもらって、良いお手本としましょう。
また個人的な完走ですが、僕は最初オレンジ系の配色で考えてたんですけど、やっているうちにけっこう変わってきます。配色できる範囲や指定されたエリアで使用可能なカラーなどがことなるため、100%ジブンオリジナルを実現することは難しく、着地けっこうぶれる可能性があります。僕の場合はオレンジ→ピンクへと大きくぶれました。カワイイからいいんですけどね。
僕はだいぶこだわってこだわって、修正修正を繰り返し、このステップだけで40分程度費やしました。
4. 発注・お会計
デザインが決まったら、サイズ・形・デザインを確認の上、正式発注となります。書類にサインをしてレジでお会計。
僕のシューズの型だと、16,000円程度でした。思ってたよりもだいぶ安く、今価格でカスタムシューズが手に入るのであれば相当コスパは高いといえるでしょう。
5. 完成
また発注から完成までの期間ですが、約4週間ほどで完成します。完成すると電話かメールで連絡をくれるんですが、電話が来たときは「キタ━(゚∀゚)━!」ってなりましたね。
そうして完成したシューズですが、全然走りやすさが違います。また「adman」と恥ずかしげもなくネームを挿入。多少、スポーツショップなどで購入するよりは高いですが(それでも定価ぐらいですけど)、その価値はあります。上記を参考にして頂き、ぜひお休みの日にでもお試しください。
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